2019-05-14 第198回国会 参議院 法務委員会 第12号
この各項目のチェックはインタビューをした入国警備官が行ったものでございますけれども、その聴取に当たりましては、単なる低賃金を主張されているのか、それとも最低賃金違反、あるいは契約賃金違反を主張しているものかというのをインタビューの中で区別をして聴取をし、チェックを行っていました。
この各項目のチェックはインタビューをした入国警備官が行ったものでございますけれども、その聴取に当たりましては、単なる低賃金を主張されているのか、それとも最低賃金違反、あるいは契約賃金違反を主張しているものかというのをインタビューの中で区別をして聴取をし、チェックを行っていました。
しかし、東京の最低賃金は平成二十九年度は九百五十八円、平成三十年度は九百八十五円であり、法定の週四十時間労働を守りつつ月に百六十時間働いたとすれば、平成二十九年度は十五万三千二百八十円、平成三十年度は十五万七千六百円、それ以下の場合、最低賃金違反があるということになるはずであり、要件を満たしても不正行為がなかったことが明らかとは言えません。
○政府参考人(佐々木聖子君) 最低賃金違反が約七割といった御指摘は、失踪技能実習生からの聴取票の記載を閲覧した結果として述べられるものと承知をしています。 他方で、今回のプロジェクトチームの調査では、失踪技能実習生の供述をそのまま記録した聴取票によってではなく、可能な限り、賃金台帳やタイムカードといった客観的資料を入手することとして、実際に支払われていた賃金の額などを調査したものでございます。
調査方法が変わったということで、平成二十九年度分の聴取票の閲覧に基づいて、野党からは、例えば最低賃金違反が約七割に上るといった指摘がなされたと思います。今回、実施機関を中心として行った調査の結果、どのようなことがわかったのか、その違いを御説明いただきたいと思います。
○佐々木政府参考人 少なくとも最低賃金違反ではないという分類はしております。
○佐々木政府参考人 先ほど御報告をいたしました調査方法によりまして、新たに最低賃金違反の疑いを認めた件数は五十七件ございました。今回の調査以前に既に最低賃金違反が判明して既に措置済みであったものが一件でございまして、最低賃金違反又はその疑いがある事案の合計は五十八件でございました。
というのは、最低賃金違反が約七割といった御指摘というのは、聴取票を閲覧した先生方において、失踪技能実習生からの聴取票の記載を閲覧した結果として述べられているものと承知しておりますが、今回のプロジェクトチームの調査では、失踪技能実習生の供述内容をそのまま記録した聴取票によってではなく、可能な限り賃金台帳やタイムカードといった客観資料を入手して、控除額やそれを差し引いた後に実際に支払われていた賃金の額などを
最低賃金違反は五十八人で、これは一・一%ということになります。 そもそもこの調査は、平成二十九年の失踪実習生に対する聴き取り、二千八百七十人の分のこの聴き取り票を野党が閲覧、分析をして、最低賃金違反はこれおよそ七割に上るではないかという厳しい指摘が国会内外の大きな焦点になる中で、大臣御自身が徹底した反面調査を行うと言われて取り組まれたものなんですよね。
失踪が七千八十九人に上った平成二十九年、政府が行った二千八百七十人の聴取票を書き取り分析した野党の結束した取組によって、最低賃金違反は政府の言う二十二人どころか千九百二十七人で全体の六七%、過労死ラインを超える人は一〇%に上ることが明らかです。
時給三百円など深刻な最低賃金違反、毎日四時間から五時間の残業、土曜日曜も休みなしの休日出勤を強いられながら、法定の残業代割増しどころか、逆に割引される重大な違反が蔓延しています。
最低賃金違反、割り増し違反、長時間残業、さらに証拠隠滅などを含めて、一層悪化しているというふうにも聞いております。 先ほどの報道のように、先日はフィリピン実習生の過労死が認定されました。その中で、岐阜の縫製業は、いつ過労死が発生してもおかしくない状況が続いております。毎日四時間、五時間の残業、一日も休みなし、一時間四百円の残業の契約書。
それからもう一つは、先ほど言いましたが、自動車のシートは、今、子供服の業者が自動車シートに移ってきていて、そこで最低賃金違反が監督署でたくさん摘発されています。 以上です。
技能実習生の受け入れを行っている実習機関でさまざま見つかっているこういった不正行為、特に、労働関係法規、今指摘したような最低賃金違反だったり、ピンはね、長時間労働、それからセクハラ、パワハラというのもございます。今、私の方でも指摘しましたけれども、飛ばしや実習計画違反といった、もともと実習生の方が予定していなかったような事業につかされるというような、そういったことも指摘されているところです。
これで保険料から何から何まで払いますと、実際上はひょっとしたら最低賃金違反にもなりかねないというふうな現状にまで来ているということをぜひ御理解いただいて、最賃の問題を議論しようということではございませんけれども、政権交代をして、現場で働いている職人の皆さんにとってはまだ政権交代は来ていない、何も変わらない、ますます悪くなる一方だ。
厚生労働省といたしましては、法定労働条件等に問題があると考えられる事業場に対して重点的な監督指導の実施に努めるとともに、労働基準監督署と地方運輸機関との合同による監査、監督、最低賃金違反等の重大、悪質な事案についての相互通報などを行っているところであります。
まず、最低賃金違反率、これが大きく増加しています。二〇〇二年には監査したうちの六・六%であったものが、今、後藤委員の指摘されたように、二〇〇七年には一七%を超えている。
五ページのグラフのとおり、タクシーの最低賃金違反は他産業に比べて突出いたしております。 もうタクシーでは暮らしていけない、もはや生業とは言いがたいような状態に陥っているというのが現状であります。労働時間など法律を守っていては食べてはいけない、したがって、背に腹はかえられず、違法な長時間労働を黙認するような、そういう悪質企業に運転者が移動をするという残念な傾向も生まれているわけであります。
○山内参考人 私は、最低賃金違反の問題というのは、基本的には、通常、規制の場合は、社会的規制と経済的規制とに分けるわけですけれども、私の立場からすると、社会的規制をどこまで網羅的に実行できるか、そういう問題が一つあるというふうに思っています。
また、過度の長時間労働や最低賃金違反、あるいは社会保険、労働保険の未加入といった違法、不適切な事業運営が行われている事例がある、こういった問題があるという認識を示させていただいております。
○仁比聡平君 何で答えられないのかと私はやっぱり思うんですけれども、この申入れ書も見ていただきながら私の方で少し紹介をいたしますと、この二十件のそういった相談にほとんどに共通をしているのは、最低賃金違反、強制貯金、そしてパスポートの取り上げなわけです。 愛労連によりますと、このコクヤンから、名古屋、岐阜、三重を中心に千五百人ほどのベトナム人労働者が派遣されてきているということなんですね。
今回の改正で、地域別最低賃金違反の罰金額、従業員一人当たり五十万円に引き上げられることになっております。しかしながら、違反した経営者の摘発につながっているのは一部であると思います。今後は、違反した企業名の公表などを通じた罰則規定の強化が必要だと考えますが、御認識について副大臣にお伺いをさせていただきます。
○阿部(知)委員 それで大丈夫でしょうかというのが私の問いでして、実は、食料品製造業とか衣類その他の繊維製品製造業のところで産業別の最低賃金違反が多いわけです。どういう方々が働いているかも、もう少しお調べになれば内容が出てまいりますので、きょうは指摘にとどめさせていただきますし、もう一点お願いいたします。 実は、事業場の違反以外に、どんな方々が最低賃金額以下の賃金しか払われていないか。
最低賃金に対する罰金がわずか二万円では、最低賃金違反で人を雇っても、罰金を払う方が安上がりだということにもなりかねず、余りにも低過ぎて実効性がないと言わざるを得ないと思います。 今回の法案におきましては、罰金額の上限を五十万円に引き上げるとされておりますけれども、その趣旨をお伺いいたしたいと思います。また、実効性の確保の面でこれで十分かどうか、この点についても御認識をお聞きしたいと思います。
それから、茨城県でも、この三月、これ月三万円強制貯金されて時給は三百十二円、これも最低賃金違反。ここは逃亡防止のためにパスポートを取り上げていた。これも受入れ企業が倒産して給与不払、強制貯金の未返還の問題、これいまだに解決していません。
これは、北海道で業界が自主的に調査したところ、そこに最低賃金違反が見られたということで、今業界としてその是正に努めておりますが、北海道に限らず全国的に恐らくかなりあるんだろう。そして、長時間労働。特にこれは、トラック等において長時間労働、それが働き過ぎにつながるという問題がございます。
やはり最低賃金違反なんということがあってはならないわけでございまして、そうしたことについてしっかり監査の強化をしていきたいと考えているところでございます。 また、もう一つは、今後のタクシー事業のあり方をどうするのか、ここはやはりしっかり議論をしていかないといけないと思っておりまして、今まさしくその議論をさせていただいております。